2010年7月15日木曜日

Why do I stay here ?

あの扉を開けて
あの道のあの辺りを歩いて
ただ歩いて
足を前に前に
あの駅であの窓口で切符を買って
あの改札口を抜けて
あの電車のあの席に座れば

このカンジル
このワタシ
このワタシはワタシとしない
この果てしない迷路の出口
この迷路の出口を知っている
ミエテイル
ワタシはワタシに戻りたい
ワタシはワタシに戻ることをアキラメナイ
ワタシはワタシを見つけたい
ワタシはワタシである
ワタシはワタシでありたい

あのバッグにあの本とあのノートをツメテ
お化粧もせずに今この部屋を
あの場所に戻る切符を
買えば

買う

Maybe
過ぎた日
私は買う
切符を買う
おおよろこびで
戻りたいワタシはいない

Maybe
うつむいてはナミダシタ懐かしい日々
あなたがあなたがなんて
チガウ何処かに
チガウ何かに染まりたかった
あなたを越えてワタシに逢いたかった

simulationを繰り返して繰り返して
ワタシはあなたから離れたかった
ワタシはあなたから離れられなかった
あなたが欲しかった
あなたのからだもあなたのこころも
いえ
ワタシは欲しかった
あなたのカラダが

Maybe
青い海
青い空
白い雲
あの雲の上を歩きたい
あの海のあの水平線の
あの空とあの海の青が交わる場所に

あなたは誰でも良かった
あなたはうつくしいからだを持っていた
あなたの曲線
空間を切る線
その線それを愛した
ワタシはワタシがウツクシイことを知らなかった
ワタシの線それを愛さなかった
交わることのない空と海

Maybe
成り行きにマカセラレナイ
成し遂げること
挫くこと
pessimism
隔たりの意味が分からない
あなたをオカシテあなたを引き裂いてあなたを広げてミナケレバならなかった
だらしなくだらしなく愛したがった日々
軽はずみに生きたかった
何もかも知りたかった
何もかも手に入れたい
そして何もかも捨てたかった

選ぶ
選びたくない
だらしなくしていたい
ただじっとしてミツメテいた
忘れられない
忘れられない
忘れられないと言っては忘れたがらない
燃えても燃えても消えない碑

Why do I stay here ?
Maybe I haven't touched you.
Maybe I haven't seen anybody.

21:14 2010/06/20 日曜日

2010年5月27日木曜日

背の悲曲

素焼きの植木鉢に当たる可視光線の角度や強度は変わらない
開けようとしたサッシュの止まった位置
私の中の竦(すく)み
算段したわけでもない戸惑いがこの日の蔭と日向をつくる
枯れていく季節の楽観的なひだまりに遊ぶ不運

私はここにいて
あなたは埒外(らちがい)にいて
ラスクは硬くて
私は座席のシートベルトに縛られて
あなたは重い荷物の理不尽に身動きできなくて
手を振った

いつからか涙ぐむことのできなくなった少女
あなたの長い影が
人の世のギブスに棲(す)む処罰に力なく微笑む
抱き締めたい
抱き締めても抱き締められない背の悲曲

踏みしだかれた秋(とき)の花壇に
終わりのない回り道に
あなたをさがす

私は白い黄昏にいて
あなたは上辺で薄情になれなくて
神さえ逃げたあの朝
私はバスの窓を開けて
あなたは残りの未練を捨てて
手を振った

2008年9月

2010年5月20日木曜日

Catastrophe(破局)

ファシズムの嵐が吹き荒ぶ国
人皆寝静まる嵐の夜な夜な
窓の硝子に涕溢れ
筋道を捥(も)ぎ取る時代(とき)の流れ
蔑(ないがしろ)にする喪衣(もぎぬ)

無常の風が朝に日に幹を折り
深い沈黙はまやかし繭籠り
空漠たる比翼の鳥連理の枝
露にさえ晒される誣言の骨格
我が漂白の途

雲が逝き虹を渡って夫(ひと)が逝き
憂えに口を鎖すと法は青葉を焼く
顧みる禁獄の日々
右向け右の汚れた壁涸れた庭
願うはこの国のカタストロフィ

21:56 2010/04/25 日曜日

Catastrophe(カタストロフィ・破局)

2010年5月18日火曜日

実の無い衣

一雨ごとに
水溜り
人溜り
溜息雑(ま)じり
非人の泥濘に落ちて落ちて
濡れ衣に身を包み
ヒロイン

深緑広がる初夏(はつなつ)
一雨ごとに
緑濃く
碧恋う空
白刃を突き付ける地の舌
為ん方無く血の池に指を浸す
実の無い衣を着せられて
デッドライン

一雨ごとに
紫草の白く白く
文字を紡いで私記を越える
言葉質人質
雪(すす)ぐ名も汚れ
亡き人の長方形の石の無念
戸口の表札
案じる行(ゆ)き先
内在する欠陥血管
レクイエム

22:12 2010/05/01 土曜日

2010年4月28日水曜日

一人の手

夜更けて一人の手
誰にも触れないゆびは
冴えて鋭い
二度と触れさせない
二度と触れたくない
二度と触れない
みすぼらしい傷をなぞらせない

古びた枕の下のいじけた夢
ざんげをしてほっとしたりしない
ざんげをして許しを乞わない
噛み合わない春に背を向け
淡々と 脹物(はれもの)を抱く

満月の街道沿いに
死に別れた人
落ちる桜の雪
ついて行く青い影

21:27 2010/04/21 水曜日

2010年4月22日木曜日

House of no regrets(成田悦子訳)

The house where I was born,
Still stands for who I am,
Every stone laid is a bridge made
To my past.

ひとが生まれ
ひとがひとであろうとする
カ タチヅクラレルわたし
積み上げる徒労
悔いのある場所に架かる虹の橋

The house where I grew tall,
Towers over me,
Shadows bring everything back in soft light,
I wouldn't change yesterday,
not in my life.
And so,I live in a house of no regrets.

春の訪れ
やわらかな日差し
泡沫(うたかた)のゆめをみた
何時の間にか わたしはひとの容(かたち)を忘れていた
かわらない
わたしはこのときを捨てることができない
そうして悔い改めることはない

There are many rooms inside my head,
Corridors that wind through time ever on
They are journeys meant to be,
Every house is part of me.

残された季節
吹き抜ける風の通路
過ぎた陽の翳(かげ)りを指で辿る
ああ何もかもがわたしだった

The house of I found love,
Lingers,sends me shivers,
Like the first time,stairways I climb,
To the hights.

あなたを知り
あなたの居場所に向かう一歩を踏み出した
あなたの側から立ち去る事が出来ず
初めてのことのように悦びに震えた

The house where I grew old,
Will be free of ghosts,
From what I've done,
I won't run come the dark night,
I wouldn't change yesterday,
not in my life
So,I'm leaving the house of no regrets.

ひとは老いて
為したことの亡 霊から解き放たれる
過ぎた日々を振り返ることのない罪の家
わたしはもうナニモノカラモ逃げはしない
だから
今、悔い改める ことのない此処を後にする

2010年4月19日月曜日

さくらの花を散らせますように

似通う人に逢ったことはありません
似通う日々を送っています
似通う道に似通う花が咲く季節です

さくらが咲いた

聞 きました
昨日は近くの神社で歌声が流れていました
あなたがいたから聞こえた音です
あなたがいたから其の歌を口ずさみもしました
あ なたがいないからわたしの窓辺を避けるように流れて消えます

思い出は重い荷物です
さくらの花を見たくはありません
さくら の花を見てはいけません
さくらの花が早く散りますように
明日は雨が
明後日は風が
さくらの花を散らせますように

あ の人のいないわたしがひとりさくらの花を見て
明日を思ってはいけません
あなたのことだけを思って
移り変わる季節とともに色褪せる
「人 の春」のように
あなたを忘れたりしてはいけません
あなたの途切れた思いだけに拘泥し
あなたの美名を穢さぬよう
未亡人をも う死んだ人と読んで頂きます

にがわらいをしてる?
にがわらいもできない人でした
あなたも愛を知りませんでした
け れどあなたはいちばん愛することのできる人でした
わたしに愛することを教えたのはあなたです

18:54 2010/04/05 月曜日

2010年4月17日土曜日

春を繰る

弛(たゆ)むそらの外(はず)れ
ひとのはずれ
ぼとるの底は網に外れてきよらかな
火にかけて雪が溶ける
便りもなく春を繰る

たゆとう流れを審(つまび)らかに
骨ばる作品の実体の空しくあれ
明らめて並んで飾り窓
ひとのはずれ
仄(ほの)暗い座席に加わる

彷徨う森の外れ
祭りの盛りの苦いピリオド
つぐないは聖書の上の爪ほどに外れ
背理は床の上のひーるに止まる
ひとのはずれ
ひとにはずれて

20:08 2010/02/08 月曜日 

2010年4月15日木曜日

仕合せ 雪

メルヘン絵本の中で
仕合せ
雪のページを捲(めく)る君
雪は静かに積もるかい
キリストは仕合せだけを
抱き締めるだろ

昨日からパジャマのままさ
少女の夕食はパンくずの膳
賛美歌が好きだったんだ
歌うことができたら
あの重過ぎる紙
メルヘン仕合せ雪だって
読んでいた

不幸の味を知らないんだ
無理矢理口に突っ込まれた
不幸の味を知らないんだ
生きられなかった
もう生きられないと
見詰めた目から零れ落ちた
躊躇(ためら)いのない涙の前で

門灯を消したのは祝福だ
金庫にしか入らない祝福
少女はメルヘンを捨てた

2007年12月(Yahoo「仮泊」で作って発表した詩、政府とYahooが「仮泊」を不正に削除しました。) 

2010年4月14日水曜日

消え消える春の夢

忘れられた花の情景は
波間に消え消える春の夢
果敢なく落つるものがたり

わびしい待合室
ハンカチを広げ過ぎた日の椅子に腰掛ける
果てしもない打ち明け話が寂(さび)れた線路を通過する
跌(つま ず)くたび
器用さを欠いた覚悟に支えられ
未決の獣道(けものみち)を歩く

散る花びらを 噛めば
不確かさが口の中に広がり
逃れられない定めがおかしくて

報いを受け
見放され
翳(かす)む空の下
一本向(ひたむ)きであろう
晴れ晴れとしてあろう

無心にくちづける土の上
ひとしきり
雨に打たれた花の姿は
遠 ざかる春の夢の痕(あと)

2008年4月19日 土曜日19:21:58

2010年4月6日火曜日

さくらよ散れ

さくらが咲いたという
さくらの希望を思い出したくない
あなたに逢えない
戸を鎖し
わたしは曇り硝子の内側
夜更けて
四月
灰になりたい
さくらよ散れ

五月
殺す国に生まれ
灰になったひと
落丁に似て

懐かしい歌を歌い
今年も海辺に小さな花を摘み
六月
わたしは花の色を思い出せない
絵の具を憂鬱な風景に塗り込めて
あめあめふれふれ
あめあめふれふれ
灰をこの国に

1:08 2010/04/05 月曜日

2010年4月4日日曜日

お母さんあなたはわたしを哀せませんでしたね

お母さんあなたはわたしを愛せませんでしたね
あなたの容れものに定まらない子供でした
食卓を囲む不義を憎みました
汚れた食物に手を着けることができませんでした
男に仕える女の重荷が忌まわしく
不器用な ひとと空腹の前で
わたしはあなたを恨むこともなくわたしはわたしを裁きました

水を飲むように得られるものがわたしにはありません
渇 いて臥す砂の上
終わらない夏
身を隠す岩影が見あたりません
傾いた愛の容(かたち)は抱擁でした
身を焼き尽くしわたしを沙 (すな)に返すことでした
血の煮え滾(たぎ)る悦び
眩しいほど汚れる肉に殉じる哀
放り出す魂の明日
投げ出したい清いいの ち

砂の上青い空
寄せては返す波
目を瞑ると潮の鼓動
果てしない海原につながれて
お母さんあなたにはもう逢 えません
わたしはちぐはぐに海の上を旋回するかもめでした

お母さんわたしはそれでも遠くにあなたを愛しました
愛すること は愛を説くことではありません
愛さないことは愛せないわたしを作ることではありません
愛せないことは愛の軽さばかり口にするわたしを育 てることではありません
お母さんあなたが愛せない理由を持ったために
わたしは愛の意味を求めました

愛だけがひとを救うと あなたは教えました
暗い森を住処とし
分け合う林檎を求めてわたしは地の果てまで歩きました
愛はうつくしい虹の橋でした
愛 は血と血の偽りの誓いでした

今日も
砂の上青いだけの空
寄せては返す波
潮は引き
わたしの手の平に遙かな沙
波に砕かれた骨

引き裂かれたひとの確かな愛が

2:58 2010/04/04 月曜日

2010年4月3日土曜日

いのちの咀嚼

身を焦がす悲に従って
手に入れたお前は
定められた空の青の下
定められた部屋の
定められた食卓
定められた皿のパン
味気ないいのちの咀嚼
罪を重ねては戸棚に飾る
祝福の与えられない飾り棚

望みを抱いて
朝に町に出かけ
夕べに悔いて
故意に
背を向ける
戸を閉ざし
定められた安寧を呼び寄せる

留まり呑み込む成分が器の上辺を取り繕う
幸いに満ちるワイングラス

お前が約束してくれた渇き
空に青く悲が昇る

身が欠けた月日
かけがえのない手を離す
道が途絶え
迷い
定めの海に沈む

1:31 2010/04/03 土曜日

2010年4月2日金曜日

貴方の骨を抱く

誰でもいいな
ここに
思うこともない
もう誰も
ここに
欲しいと思うことはない

誰でも同じだな
思って
いらない
何にもいらない
いらない何も欲しくない
ひとり貴方の骨を抱く

貴方がいないからもうわたしもいない
貴方がいないからそうわたしはいらない 

許さない今日
許すことのない明日
許さないことの永遠の痛み

逃れられない契約
わたしは貴方がいたからいた

誰でもいいな
どうでもいいな
誰もいない
どうにもならない

貴方がいないからもう何処にも行かない
貴方がいないからもう何処へも行けない

許すことはない
許されるとおもうな
許さないことと
許されないこと
許さないことをわたしに許し
許されないことを思い知りなさい

誰でもいいか
どうでもいいか

胸が軋(きし)む

空には星があり
貴方は星ではなく
地に道があり
貴方に続く道は今はない
手の平に貴方に繋がれる道筋があり
貴方に救われる筋道を指で辿る

2:09 2010/04/02 金曜日

2010年3月29日月曜日

実りない庭

庭に嘘を許し
嘘をつく者の庭であり
嘘で造られた庭であるなら

石のように黙ろう

汚れた足で踏み蹂(にじ)り
忌まわしい手でいのちを盗み
穢(けが)れた唇でひとを滅ぼす

ならば
沈黙の僕(しもべ)となろう

損(そこ)なわれた者達への献げ物
実りのない
ひとの屠(ほふ)り場
空(むな)しく摘むばかりのいのち
乏しく積むばかりの言葉

ならば
枯れた草のように黙ろう

真っ直ぐに歩けば
頑なな者は地にひれ伏す
ゴルゴダの丘は望みの地
食い込む鎖はのいのちの絆(きずな)

実りない庭
逃れられない罠の中
貴方に仕える喜びに生きる
奪われるままに奪われる避け所

ならば
野に白く咲こう

22:10 2010/03/17 水曜日

2010年3月28日日曜日

悲しみは

悲しみは折りたたんだ洗濯物の
其のたわいもない折り目にさえ潜んでいて
クレッセンドとデクレッセンドリフレインして

希望 の光はブラインドの隙間を
ブーメランのよう行きつ戻りつ
飛ぶ鳥でさえ遮って
デクレッセンドばかりリフレインして
消えてゆ く

夢を描いては雨がそぼ降る田舎道
突然降りた遮断機
潜り抜けもせず飛び越えもせず
ひたすら待つ
単調なメ ロディリフレインして
魂ごと閉ざされるユクテ

2006年

2010年3月25日木曜日

明日が来るとも知れないのよ私には

塗りつぶしたい
塗りつぶしたい色がない
塗りつぶしたい
塗りつぶしたいの黒に
そう
塗りつぶせないの黒には
塗りつぶすと誓います
そう
血の炎で焼き尽くす

食いつぶしてしまいました
パパに供えたお菓子
パパごめんね
あなたいいでしょ
だっておなかが少しもいっぱいにならないんだもの
言い訳ばかり
いつもしていた?ワタシ
言い訳なんて知らない言葉だった
貴方あとお菓子は3つしかないわ
お盆はまだ行かないのに

言うたびに貴方のお皿からお菓子が消えます
パパはもう灰ですから食べません
ワタシが食べても
もう大きくなれないわね
お盆だから貴方が帰るなんてこんなに
少しも待ちもしないし
お盆だからって昨日の次に今日が来ただけで
明日が来るとも知れないのよ私には

貴方はもうどこにもいない
貴方はお盆だからって帰るようなそんな気もしない
貴方はいない

ワタシは毎日黒く塗りつぶすことだけ思います
みんなみんな塗りつぶします

子供の頃から生きることなど意味がないと
思っていました
いつもどうせ死ぬのにと
思っていました
ワタシはワタシのことを知りませんでした
ワタシがどこにいるのかさえ分かりませんでした
今も意味があるわけじゃありません
意味があるような振りをしているだけ

貴方の箱の中とワタシのこのパソコンの前と
そこにある貴方の灰とワタシのこのもうワタシではないヒトのカタチと
少しも違ってはいません
死にません
みんなみんなみんなみんな黒く塗りつぶしてやります
彼らの明日と彼らの全てを黒く塗りつぶします
貴方と同じように灰にします

貴方の遺骨を夕ごとに開け
遺灰を床に撒き
壁に塗り
喉仏を砕き
貴方を奪った獣

貴方の遺影の叫び

だからワタシに許されています
みんな黒く塗りつぶすこと
ワタシは許されています
終わらせること
踏み躙られた者の怒りで
殺された者の憤りで
太った獣は焼き尽くします
滅ぼし尽くします
私に許されています
真実を暴きます

0:52 2010/03/24水曜日
http://akaihanaga.exblog.jp/14018760/
兄弟の職を脅かす社民党
「成田悦子の雨の音 」
の記事を読んで下さい。
社民党が自民党、公明党、民主党と私と私の家族にしている事が分かります。
夫は社民党と二つの政権に殺されました。
北海道警察と北大医学部法医学教授が協力しました。
詩にもありますように、政権二つと社民党は毎日泥棒を入れ、夫の遺影に落書きをし、遺骨を砕き、喉仏を持ち去り、夫の遺影にした写真も盗みました。
夫が死ぬと、北陸銀行が614万円の振り込め詐欺を行い、北陸銀行員二人の名前を書いた手紙と領収書を盗みました。
これも二つの政権が指示したものです。

この犯罪の次に来るものに、私を殺す計画があり、日本生命の女二人が関わっています。
公判の検事は、公文書を偽造して「離婚歴がある、夫と別れた」と言っています。
私の遺族年金を盗む目的の発言です。
弁護士、裁判官が知っていながら其の発言を検事に許しました。
私は否定しました。
すると裁判官は、次の公判で冒頭酷い言い方で私を誹謗しました。
「出て行ってもらう」と言いました。
この真鍋秀永は公判の冒頭毎回威圧威嚇する人です。
それは法律に違反します。
真鍋秀永は、検事と社民党と事前にいつも打ち合わせを行っている事は、直ぐに誰にでも発言に出ますから分かります。

私は弁護士が否定しないから、言わざるを得ませんでした。
黙っていたら、夫と離婚した事にして、その遺族年金を日本生命の山本と言う女に渡す心算でいたと思っています。
検事も弁護士も裁判官も協力しました。
何の目的もなく、夫と離婚したことなどない私に「離婚歴がある」とは言いません。
殺人を推奨する裁判が行われています。
私と同じ目に合っている人はたくさんいるでしょう。
1:16 2010/03/25 木曜日

2010年3月23日火曜日

貴方はいない

星は散らばり
世に花は散り
夜に散らかる窓明かり
いのちは散りたがる
あなたは知りたがる

認めない実りあるマナザシ
絡み合うゆびと組んだ両腕
寂びた床血が流れる
薄く反射する春のヒカリ
滴(したた)る他はない果物の終わりに

未だ遙かな帰り途(みち)
寄りかかるほどに損(そこ)ねる一切(いっさい)
雲は風に散り
誉は闘いに散る
獣は群がりたがり
道は塞がりたがる

貴方はいない

2010年3月23日 23時30分 火曜日

2010年3月20日土曜日

岐かれ道

過酷な不自由の狭間で
投げ出したい存在の約束
調子の狂った欲望に
無防備な庭は侵食された

平穏でいたい
アナタと
平穏は闘うことでしか得られない
私の
岐かれ道

項垂れない
惜しまない
慎みを遠ざけて
不合理を拒む

冬枯れの道を通り過ぎて
世界を穏やかに見晴らす
アナタの目の奥の清らかさを探り当てたい深夜
正義に焦がれるアナタと
正義の原理を証明しなければならない
私の
岐かれ道

2007年冬

2010年3月16日火曜日

紙のオトズレ

当て処なき紙の埃
モトメて回る海鳥の怯え
ひとはみな慣わしの鎖につながれ
落日に燃えて果敢(はか)ない

私は行き着く岸を失くした容器
書き散らかした文字
捨てているこの様
風にまかせ波間に沈む
好む灰色の覆いがあたたかい

春の音もずれて今春

囚われの海原を漂い
知らせるなにもなく
朽ちてさえゆかないプラスチックの

12:27 2010/03/16 火曜日

2010年3月14日日曜日

再生

http://etukobird.blogspot.com
「成田悦子BIRD」に記事を移します。
Yahooは検索に出さない、猥褻サイトの記事は全部新着に出すのに私の記事は新着に載せない、しかし、理由は言えない。私のブログを不正に削除しておき ながら、「詩や記事を返せ」と言っても何もしようとしない・・ということで
最近はYahooを見る人もいなくなっていて、私の人気で人を集めるのもごめんですから、潰れる懼れのないGoogleに記事を移します。
このサイトはこのままにします。
http://etukobird.blogspot.com
「成田悦子BIRD」に詩を投稿して行きます。
もちろん他に30くらいブログがありますからその都度考えます。
更新しているブログは後でLINKを貼っておきます。

私も再生しなくちゃ、
あなたも・・いっしょに・・

再生

私には足があって
歩くことができる
走ることが出来る

声が出て
話すことが出来る
歌うことが出来る
泣くことが出来る

私は健康で
朝の日差しを浴び
一杯のオレンジジュースを
喉を鳴らして今朝も飲む

閉じたブラインドの隙間から
幾筋もの光が差し込み
夜毎洗っては乾かす醜い魂の器の隅々まで
照らしてくれる

孤独を嘆いた夜は何処に行ったのだろう
心はまだ頼りなくよちよち歩きで
たくさんの涙を吸い取った青いカーテンや
柔らかな自己愛の羽根布団から卒業できずに
いつまでも惰眠を貪り
偽りの晩餐に集いダンスを踊りたがる

灰色の空が好き
灰色の心が好き
灰色のカーディガンが好き
開け放つことの無い扉の内側で
繰り返した独り言

けれど今朝のこの溢れる光はなんとしたことだろう
光を受け入れることが苦しみだった昨日
まだ空は十分に青くはない
幾つもの雲を運んでは消して
まるで魔術師のように
私を操ろうとするけれど
貴方の気配の中で迎えた
さらさらとしたこの朝

私には足があり
跳躍する
私にはまだ折れた翼しかないけれど
手を広げて飛行機のように蝶のように
そう飛ぶ鳥のようにあの光を目指す

何でも出来るのに何にも出来なかった
何処にでも行けるのに部屋の隅で丸まって泣いていた
与えられた身体は自ら滅ぼした
自分に向かって矢を射続けた
闇を好んで徘徊する私を
貴方は更なる闇で覆い奪い犯した
逃げ場所は何処にもなく
貴方の憎しみの嵐の海に沈み
魂の深いところでそれでもこれは愛なのだと信じた

貴方は今何処にいるのでしょう
私を見ていてくれますか
光を胸に抱いたこの喜びを感じてくれていますか

私たちは与えられた多くのものを
なぜか使うことが出来ない
私たちの外に広がる宙(そら)を
なぜか歩くことが出来ない
生まれながらに萎えていただろうか

私たちには目がある
私たちには耳がある
私たちには魂がある 
私たちには未来があり
私を生きていくことができる

2007年

冬のレモンネード

雨が降るように樹木の窓から陽が降り注ぐ
濁った水溜りに雲が流れ過日の空が写る

有限花序で咲いた誇らしげな花
心のかたちがくちびるのかたちだからと
貴方に傾く炎を折り
縫い合わせたあの落失
見え透いた二元論で
男は女を手放し女は男を打ち消す

注文した冬のレモンネード
諳(そら)んじた恋の不運
感傷的な独唱が風にゆれ波に踊る人の世を
束の間の夢と覚え
拓(ひら)くことのなかった便りを走り読みすれば
形成できなかった明日がテーブルの上でほほ笑む

2009年1月20日20時29分

この日付は私が書いたものではありません。
私は曜日まで入れます。
盗むのは詩人で、詩人に売っているのは政府でしょうか?
やくざでしょうか?
21時32分の記事は既に幾つも出ているのに36分になって32分の記事が新着に載りました。
Yahooは私の質問に対して新着に出るかでないか分からないと言いました。
新着に出ない記事を見たのは、私の記事が初めてです。
他は政府とYahooが出している記事ですから、後でこれは出ていませんと、引っ込めることはいくらでも出来ます。
もう10年yahooを見ていますが、そういう答えでは答えとは言えませんので私はメールをしておきましたが、返事はありません。
メールの返事に一体何日かけるのでしょう?
他に一般投稿者がいるわけでもないのに。

立ち上がれ日本ネットワークより
3月11日 21:32投稿

Yahoo「仮泊(成田悦子)」3月11日 21時34分投稿のこの詩を新着に何時間も載せずに、何時載せたのか知れませんが、ここにあったもう一つの記事の見出しがなくなっています。Yahooが作っている猥褻サイトだったと思います。Yahooは侵入して私の記事のその部分を削除し、私のexciteの記事からも同じ部分を削除しました。

前後の二つの記事があって、その間に私の記事が載っていないということを読者に知らせたのに、一つ見せてどうします?Yahooは、私のブログのパスワードを盗み、私の記事に侵入しています。Yahooはメールに「新着に載せたのに貴方が気付かないのではないのですか」とか、「新着に載せる載せないの理由は言えない」と訳の判らないことを書いて来ました。

しかし、新着掲載の是非を選択するには、私の記事を見ていなければなりません。
Yahooは不正アクセスを行い、私のパソコンを覗いて投稿妨害を行って来ました。
Yahooの私に対する犯罪行為は200年からのことです。
電話をかけて来たこともあります。
日本政府は国民に何も告げず犯罪を犯して来ました。
接続料金だけ支払わせて国と創価学会やくざに接続を使わせているプロバイダーとブログ会社を国民は許しません。

窓の外

街の石畳を一枚一枚
屋根の瓦をひとつひとつ
人の姿をそれぞれに
丁寧に包み込んでほぐす
規定通りの柔らかな季節
窓の外

遠慮(へだ)たる空を上手くこなせない
もつれる明らめと誇りとため息と
亦(また)閉じ込めて透き通った硝子の小瓶
叱られては黙る小犬の仕草
この窓の雨だれ

眺めるように演じる
お得意の役回り
引っ掛かったジッパー
脱げない晴れ晴れとしない日のコート
今この窓の外

浴びた入日
褪せる酔い
飲み乾す慣性の形容詞
窓の外

だから今
この窓の外

そして

這い出して
この窓の外

這い出して

出て行くのよ

ni-na | 2008.07.24 Thu 16:17

夢をみない

街は夏枯れて寂れていなければならない
路上はさながら砂漠でなければならない
指先は冷えて安逸を探し求めてはならない
坂道は一途に登りつめなければならない
扉の向こうに景色はなく振り返ると使い果たした昨日の紙片
今日は明日を思わせてはならない
夢はみない

蝋燭はひたすら燃え続けなければならない
白は雪のように儚いものがたりでなければならない
風は花を散らせ季節を運び形あるものを失わせ
夕べに帰らぬ人を求めず
今日は明日を思わせてはならない
夢はみない

現(うつつ)を奪われた鳥
それとなく鳥であれ
翼を欠いたら明らめて落ちればよい
途切れた空歪んだ空
私が飛ばない空私が飛べない空
今成しえない憧れを抱いて見上げる
私のいない今日私がいない明日
夢をみない

2009年1月25日日曜日11時47分

哀しい哀しい夏さ

選んだのがこの手の甲
鈍色(にびいろ)の山並み
駆け巡る赤い理(ことわり)
曇りの日は雲の片寄りに失望し
雨の日は雨の傾きに哀哀夏(か)さ

不本意発砂丘経由アナタ行きの列車
遮る夏草の眉目(みめ)
油蝉が掻き立てる焦心
遮断機が切情を片々(へんぺん)と伝え

一人口吟(くちずさ)ぶ

とぅ れいと

選んだのがこの掌(てのひら)
この筋のこの行(ゆ)き違い
辿ればやがて消える波打ち際のあどれす
凪いだ朝は水面(みなも)のざらつきに躓(つまず)き
荒れる夕べは無垢な情(なさけ)に身を砕く

諦め発砂丘経由アナタ行きの路線バス
刻々と閉ざされる曖昧の水門
白鳥(しらとり)の嗄れた声は朝の祈りに似て
振り返れば夕潮に沈む砂の上の欲情

一人口吟ぶ

とぅ れいと

2008年6月2日

悲しみは

悲しみは
折りたたんだ洗濯物の
そのたわいも無い折り目にさえ
潜んでいて
くれっせんどとでくれっせんど
りふれいんして

希望の光は
ぶらいんどの隙間を
ぶーめらんのよう
行きつ戻りつ
飛ぶ鳥でさえ遮って
でくれっせんどばかり
りふれいんして
消えてゆく

夢を描いては
雨がそぼ降る田舎道
突然降りた遮断機
潜(くぐ)り抜けもせず飛び越えもせず
ひたすら待つ
単調なめろでぃーりふれいんして
魂ごと閉ざされるユクテ

2006年

未然形の爪

熟れた秋を歩く
慈愛(うつくしみ)を湛(たた)える水の辺(ほとり)
流れに指を浸すと
紫の雲路鳥が啼く

望むことさえ並ばないこのれすとらん

おんなは声を呑む
急(せ)かし為(し)尽くした背の心(うら)さびしさ
蛇足の煩いが引いてゆく色のない岸
再び燃え立ち移ろう野焼きの後始末に
未然形の爪を噛んでは切る

春になったら何をしようかしら

それが口癖
コートの裏地さえ外せないくせに

七曜は瞬く間に過ぎ

春は見限り夏が瓦に赤を張る
骨身に不実の果実酒を注ぎ
冬に海端をさ迷う


2009年1月22日木曜日19時21分

春に落ちた雪

おととい梅の花が咲きました
春がそこにあるのに手が届きません
春は見えるのにアルバムの写真ほどの
罪もない埃が机の上
春に触れるのに指先で毀(こぼ)れて落ちてゆきます

どこにも行かない
撒く種のないこの小さな体
むなしささえ日毎夜毎秘めてゆくだけの
戯れに贖(あがな)ってみるのは言葉の列

今日は雪でした
春に落ちた雪は消えてしまいます
濡れた目で見失ったひかりを朝(あした)にさがし
片ちんばを繰り返すだけの庭先

春が匂うのに
春は私の体に沁みるのに
つれなくて
貴方の腕の裏切りが遠い夢のような日中(ひなか)

2009年2月21日土曜日19時14分

呪文

貴方と
私の距(へだた)り

私達の形式(かたち)が解(ほぐ)れ
僕達の形式(かたち)を貪(むさぼ)り

あなたのカタチと
わたしのカタチは捻じ曲がり

君の欺瞞は
僕に連帯を呼びかける

連なりたいあたし
連ならなければならないあたしたち
繋ぎたい手
繋ぎ止めたい足
繋いで何処にもやらないお前の全て

どう
きっと
淋しい
うらさびしい

どう
きっと
この景色
ごまかせない諦観(あきらめ)

悲しい 淋しい 愛してる
呪文が好き

悲しい淋しい愛してるが
苦笑いしてる

2007年

砂の惨め

だまったまま 黙ったまま 黙って
見詰めていよう
まっしろ まっしろ 真っ白が
ふさわしい

それから

毀(こぼ)れたすーぷを生甲斐のように
うっとりなめるあなたに
むずかしい歩き方はにがて
と遮る途(みち)

空けましょう 明けましょう 開けてみましょう
はずかしい窓 恥ずかしい部屋 恥しいひとの席

それから

机に肘をつきぼんやり眺めるあなたの混乱
戻れない午後
ひとの足踏み

いずれ
理性的に地球は回り
古い道を横切って
朝 あさ 汽車に乗ってひとり
わたしにだまされて座る悔恨の場所
肩の骨が洩らす砂の惨め

18:37 2010/02/07 日曜日

2月の風

書き始めた手紙は律儀に末尾へ向かい
道行く人は似通った袋小路に迷い込む
今日の紙面には滅びに向かう者の嬌態が並び
馴れ合いの台詞が明日を汚す

2月の風が晩鐘を運ぶ夕べ
友人は相変わらず黒い瓦とアンテナと青いカーテン
鏡台に向かう老いた肉片
植物のような影が西陽の揺らぎにくず折れる

むろん日々は傾いた天秤
叩きつけられくじかれて
出口が無意味な管の中
元に戻ることのない化学反応を生きる

刻印を打たれた手の平
それでも
ひたすら私である
さもあらばあれ
マニキュアを塗って鼻歌でも歌おう
2月の風は案外あたたかい

2009年2月14日 土曜日16時56分

2009年9月3日木曜日

BIRD




飛べる4

4飛べる

Cocolog_oekaki_2008_12_02_02_24
削除された二つの絵とは違いますが、また描きます。今日描いた絵は4つです。「夕べ」に投稿した後の二つは自民党公明党に出来上がって投稿すると同時に盗まれました。もうありません。投稿の青い光が点いて少しして削除されました。見て頂きたいほどいい絵でした。


わたし3

3わたし

Cocolog_oekaki_2008_11_29_16_54

わたし。
かわいいでしょ。
かわいく描くと、どんな顔もわたしです。
「わたしです。」と書くと、どんな顔も「わたしかあ?すてきだなあ。」と思うでしょ?
でも書いてあることと顔が一致しなければいけません。わたしはこれほど綺麗ではありませんが、かなり似ています。今日からこの顔を心に思い浮かべながら詩とか絵を見ると、あなたの未来はばら色です。一生会うことはありませんからあなたの夢はこわれません。
2008年11月29日 (土曜日) 
この絵は汚されてひどい状態です。私に似ています。この絵を描いたのはもっとずっと後です。自分達で汚したのを見られては困るので、前の方に持って来てあります。そこにあった絵は削除されました。削除して盗むのが自民公明政権です。
19:46 2009/09/03 木曜日

うつくしいこころ2

2008年11月28日 (金曜日)

2うつくしいこころ

Cocolog_oekaki_2008_11_28_01_02_3
















時間も書いてありましたがみんな削除してあります。
niftyの設定も時間が出るようにしていましたが、設定を自民党公明党に変えられて時間がありません。それは盗むために行われた事です。この服の色も私が書いた絵とは違っています。汚れも付いているはずがありません。
2008年11月28日 (金曜日)

2009年9月2日水曜日

うみ1

2008年11月27日 (木曜日)

1うみ

Cocolog_oekaki_2008_11_27_02_30_4
















中傷を推奨しているniftyには記事を置いて置けません。
名誉毀損行為、人権侵害を行い、犯罪に加担し、不正アクセスをするプロバイダーに記事を置いて置くわけにはいきませんので移動しています。絵は必ず付けていましたが、niftyと自民・公明によって外され、盗まれ、改ざんされてめちゃくちゃな状態になっています。しかし、私は汚れたこの絵の状態が今の私の姿だと思っていますので、そのまま移します。
2008年11月27日 (木曜日)